テキストエディタといえば、どんなOSでも最初からインストールされているエディタの1つです。
しかし、OS標準のテキストエディタはあまり使い勝手がよくないので、他の高機能なテキストエディタをインストールしている人も多いと思います。 有名どころだと、秀丸、Emacs、Vim、サクラエディタなどがありますね。
そんな人でもこだわりのテキストエディタが、いつも使えるわけではありません。 最近では、会社のパソコンにアプリケーションをインストールするには申請が必要であったり、禁止されているところも多いでしょう。
そこで今回紹介するのは、インストール不要で使える無料のテキストエディタ「TextDrop」です。
「TextDrop」は、ブラウザ上で動くオンラインテキストエディタです。 操作性は、OS標準のテキストエディタレベルですが、特筆すべき点は、ファイルをDropboxに保存できるところです。
「TextDrop」のサイトにアクセスするとメモ帳のような画面がいきなり表示されます。このウェブアプリは無料ですが、広告など邪魔なものは一切表示されていないのはうれしいですね。
「Login To TextDrop」をクリックして、Dropboxのアカウントでログインします。
すると、Dropboxの中にあるファイルを選んで開くことができるようになります。
画面の構成はシンプルで、編集領域が全面になっていて、ヘッダー部分にナビゲーションボタンが配置されているだけです。 全体が巨大なテキストボックスになっているので、スクロールバーが出るような長いテキストでも入力しやすいように工夫されています。
日本語で入力しても問題ありません。
ファイル名を指定してDropbox上に保存できます。
エディタからは、フォルダ作成ができないので予めDropbox上にフォルダを作っておく必要があります。 あと、ファイルを別名で保存することができないのは少し残念なところです。
しかし「Login To TextDrop」は、シンプルなインターフェースですが、クロスブラウザ対応のオンラインテキストエディタとして十分使えるウェブアプリだと思います。
もちろんブラウザ上で動くので、iPhoneやiPad、Androidなどのスマートフォンやタブレット端末でも使えます。
Chrome OSの登場によりウェブアプリが一般化してくると思うので、こういったブラウザ上で動くアプリケーションをたくさん知っておくと、いざというときに困らなくなりますね。
先日紹介した「Dropboxがブログに早変わり?!書き溜めたメモを一瞬でWebに公開する方法」とも相性がよいですよ!