先日のGoogle I/O 2011でもChromeに関する発表がいくつかありました。
特にChrome Web Storeは、Webアプリケーションの開発者にとって非常に魅力的なプラットフォームになるんじゃないかと思います。
Chrome Web Storeは、Chrome Browserを使っているユーザーであれば、自分の好きなアプリケーションを自由にインストールでき、どこでもそのアプリケーションが利用できるようになります。 Chromeのユーザーは今や全世界で1億6000万人もいるのですから、そのユーザーに対してアプリケーションが配布できるようになるわけです。
サービス提供者にとって、自分達が作ったWebアプリケーションを使ってもらうのに今まで多大な苦労をしてきたと思います。 それが、Chrome Web Storeに登録するだけで世界中の人に一気にリーチできるようになるのですから夢のような話です。
さらに、今後、Chrome内で課金が行えるようになり、手数料は一律5%ということですから、ヒットアプリを作ればものすごいことになるかもしれませんw つくづくGoogleはデベロッパーの心をつかむのがうまいなと思います。
他にも、ChromeOSを搭載したChromebookが市場にでてくるということなので、インターネットの枠を超えて、今まで以上に私たちの生活に近い位置にGoogleが歩み寄ってくる気がします。
筆者は、Webアプリケーションの開発者としてChromeにすごく期待しているので、ウォッチしつつ、このブログで情報発信していこうと思っています。 もちろん、ChromeだけにとらわれずWeb全般のネタも扱っていきますので、よろしくおねがいいたします。