WebGLを使えば、ブラウザ上で3Dグラフィックスを表現することができます。
Chrome Lifeでも3Dゲームや3D人体解剖図などでWebGLが活用されていることをご紹介しました。
最近のゲームや映画などでは、3Dによる表現が当然のように使われ、クオリティーもリアルなものと見間違うほど高くなってきています。
こういった3Dグラフィックスの現場では、ベースとなる3Dのモデルデータを作る必要があります。
小さなチームでこういった3Dモデリングを分担して作業する際に簡単に共有してチェックできると便利です。
そこで今回ご紹介するのが、3Dモデルが簡単に共有できるWebGLを使った3Dモデルビューア「3dfile.io」です。
3Dグラフィックスの現場で使えるサービス
「3dfile.io」は、様々な3Dファイルフォーマットに対応しており、ファイルをアップロードすると専用のURLが発行され、3Dモデルの共有ができるサービスです。
3Dファイルのアップロード
今回は、サンプルデータとしてArtec 3Dスキャナのサンプルモデルダウンロードサイトから靴のSTLファイルをダウンロードして試してみます。
「3dfile.io」にアクセスし、upload filesボタンをクリックして3Dファイルをアップロードします。(アップロードできるファイルは最大10Mbyteまでです)
対応している3Dファイルのフォーマットは、STL (binary), PLY, 3DS, OBJ and SolidWorks, Pro/Engineer Creo, Siemens NX, CATIA, Autodesk Inventor, IGESです。
アップロードが完了すると、共有用のURLが発行されます。Open the Linkボタンをクリックすると3Dモデルビューアが開きます。
3Dモデルビューアの操作
3Dモデルビューアを開くとWebGLを使って3Dレンダリングされた結果が表示されます。右側に操作パネルがあります。
表示モードをSolidからSolid+Wireに変更すると、下記のように表示されます。
マウスでドラッグするとアングルが調整できます。Dキーを押しながらドラッグで移動ができます。 マウスホイールでズームイン・アウトができます。
その他にも操作パネルでアングルの切替や透過率の調整などが可能です。
メニューからシェアを選んで、FacebookやTwitterでシェアしたり、ホームページへの埋め込み用のタグを発行することが可能です。
「3dfile.io」は、3Dモデルが簡単にシェアして閲覧できる実用的なWebサービスです。
3D CADなどにも応用できるかもしれませんね!
ログインなども不要なので、是非、チェックしてみてください。
【画期的な3Dモデルテクノロジー】 顔写真をアップロードするだけで簡単に3Dで動く顔が生成できる技術です。デモが用意されているので是非試してみてください。 これはすごい!一枚の顔写真から自分の顔の3Dモデルが作れるサービス「Vizago」
それでは、また!