Google Adsense(アドセンス)を使って広告収入を得ているサイトオーナーの人も多いと思います。
今日たまたまブログのAdsense広告を見ていて気づいたのですが、
Adsenseディスプレイ広告に+1ボタンが出現
していました!!
もしかすると、他のみなさんには表示されていたのかもしれませんが、筆者は初めて目にしました。
9月末にGoogle Adsense(アドセンス)の公式ブログの「+1 でディスプレイ広告の関連性が向上します」で発表はあったのですが、日本のAdsenseに反映されたのは最近なのかもしれません。
Googleがソーシャルに力をいれていくことは知っていたのですが、今回の広告との連動はGoogleにとって大きなインパクトはあるかもしれません。
広告とソーシャルを連動することで、Adsenseの利用率を加速させることができれば、Googleも収益を確実にあげることができるはずです。
今回は、Adsenseディスプレイ広告に+1ボタンが出現したことによる効果をすこし分析してみたいと思います。
サイト訪問者にとって広告は、基本的にあまり見たくない情報の1つだと思います。
特に、サイトのテーマとはあまり関係無い広告や、サイト内の情報に比べて広告の方が多いサイトなどを目にしてしまうとすぐに離脱してしまいます。
Adsenseの場合は、コンテンツマッチ広告なので、近いテーマの広告が表示されるのですが、それでもうまくマッチした広告がでていない時があります。
そこにソーシャルの要素が加わることで、友人や知り合いも気に入っているサイトの広告が優先して表示されるようになります。
基本的に、友人のおすすめしている情報に関しては興味もあり、自分の趣味嗜好に近いテーマの可能性があります。
Adsenseに表示される+1ボタンの横には、約10秒間だけ、+1している自分の友人がピックアップして表示されるようになります。 (10秒後には、+1ボタンだけが表示されます)
これにより、良い広告に関しては+1がたくさん付きやすく、クリック率(CTR)も確実に上がるはずです。
CTRが高くなれば、その広告を貼ってるサイト運営者もうれしいですよねw
サイト訪問者は気持ちよく広告に触れることができ、サイト運営者も広告収入アップにつながる!
それが、今回のAdsenseに+1ボタンが連想した大きなメリットだと思います。
Adsenseに表示されている+1ボタンをクリックした場合、広告先のURLに対して+1されることになります。
したがって、既に広告先のページが+1されている状態だと優位に働くと思われます。
サイトに+1ボタンを設置しておく!
これは、広告主もやっておくべき施策の1つになりそうです。
すべてがハッピーになりそうな感じもしますが、広告主にとっては少し厳しい条件がついたことになります。
+1されない(おすすめされない)ようなディスプレイ広告であれば、広告効果が低くなってしまう可能性があります。
広告そのものも有益なものだけが勝ち残る!
そんな時代になってきたと言えるでしょう。
Googleにとって、+1がこれからのビジネスを左右する大きな柱になっている感じがします。
どの分野においても、これからはソーシャルとどのように融合し、有益な情報に結びつけるかが鍵となりそうです。
それでは、また!