Google+が一般公開され、登録ユーザー数は5,000万人を超えたそうです。
一般公開のタイミングでいくつかの機能アップがされたのですが、その中でもGoogle+検索が筆者はものすごくインパクトのある機能だと感じています。
7月にGoogleのリアルタイム検索機能が無くなり大きな波紋を呼びました。 Twitterとの契約切れが理由のようですが、Googleの真意はリアルタイムなソーシャル検索をGoogle+に移行させる狙いがあったのではないかと思います。
後発のGoogle+にとってシェアを拡大させるためには、TwitterやFacebookとうまく差別化していかなければいけません。
今回のGoogle+検索の機能は、TwitterやFacebookと差別化できるGoogleらしいパワフルな機能の1つです。
Facebookの検索では、公開されている投稿を検索することはできるのですが、ヒット率があまりよろしくありません。 公式の検索以外に外部サービスで検索できるものもあるのですが、試したところどれも思うような検索結果は得られませんでした。
Twitterの検索では、公式の検索でツイートを検索することはできますが、過去7日間だけしか検索できず、並び順も新着順しかできません。
ソーシャルネットワーク的には、つながりのある人の情報が優先されるのは当然なのですが、公開されている情報がうまく検索できれば活用方法も広がっていきます。
当然ながら
「Googleは検索のプロです!」
Google+で検索機能を実現する上で、TwitterやFacebookのようなレベルではなく、公開されている投稿を確実に検索できるようにしてくれています。
もちろん検索でヒットするだけでなく、+1やコメントの数によって反応があるものを優先して表示するソーシャル特有の並び替えもできます。
Google+の投稿を検索するには、Google+の検索ボックスでキーワードを入力して検索後に、「Google+の投稿」を選びます。 並び替えは、ベストか新着順かを選べます。
これだけでも十分うれしい機能なのですが、実はこのGoogle+検索を利用して、いろんな口コミ情報を見つけ出す裏技
「Google+検索HACK」
があるのです。
今回は、筆者が見つけたGoogle+検索テクニックを「Google+検索HACK」という形でご紹介したいと思います。
自分がコメントを残した投稿を調べる
自分の名前で検索すると、自分の投稿だけでなく、コメントを残したり共有したものも見つけることができます。
プロフィール画面だと自分の投稿分しか表示されないので、コメントしたものを見たい場合は検索で探すことができるのです。
それと、友人や著名人の名前で検索すると、同様にその人が共有しているものやコメントしている投稿も見ることができます。(一般公開している投稿だけが対象ですが)
その人がどんなことに興味があるのか、新たな発見があるかもしれませんね。
例えば、 天野仁史 で検索すると、amachangがどこでコメントしているかも分かりますよw
サイトでの反応をチェック
ドメインで検索すると、そのドメインが含まれた投稿を検索できます。
自分のブログがGoogle+上でどのような反応があるのか調べるのに便利です。
+1ボタンをつければ+1の件数は見れるのですが、やはりコメントがある方が反応がわかりやすいですよね。
例えば、 www.chrome-life.com で検索すると、このブログについての反応を見ることができます。
画像検索
.gif OR .jpg OR .png で検索します。
画像ファイルの拡張子を指定することで、その画像を含んだ投稿を検索できます。
さらにANDキーワードを追加して絞り込むことができます。
例えば、 .gif OR .jpg OR .png AND 油絵 で検索すると、油絵の画像を見つけることができます。
Google+では画像をシェアする人が多いので、画像検索として活用できると思います。
動画検索
http://www.youtube.com/watch? OR http://vimeo.com/ で検索するとYoutubeとVimeoの動画を含んだ投稿を検索できます。
例えば、 http://www.youtube.com/watch? OR http://vimeo.com/ AND なでしこ で検索すると、なでしこジャパンに関する動画を見つけることができます。
位置情報検索
住所で検索すると、Googleチェックインで位置情報を付けた投稿を検索することができます。
例えば、 大阪府堺市南区 で検索してみると、その周辺でチェックインして投稿されたものを検索できます。
周辺情報の口コミ検索として活用できると思います。
メモ書きの検索
φで検索すると、みんなのメモ書きを検索することができます。
このテクニックは、+yasuhiro n-hongiさんに教えてもらったのですが、すごく有効だと思うので追加させていただきました。
Google+上でメモを残しておく場合、顔文字を使っている人が多くいます。
例えば、
φ(..)メモメモ _φ(・_・ φ(●_ _●)メモメモ
のような感じで顔文字が使われています。
どれも、φを使ってメモを書いている表現をしているので、メモの投稿だけを検索できるんですね。
他にも顔文字で使っているものを調べてみたのですが、φ以外はうまくヒットしませんでした。
まとめ
Google+検索を使えば、リアルタイムな情報を検索でき、さらにみんなが評価した+1で重み付けもされているので、より価値の高い情報を見つけることができます。
TwitterとFacebook、Google+とどれをメインで使うか迷うところではありますが、検索ができるメリットは大きいのではないでしょうか。
Google+でいろいろ検索してみると、新しい発見があるかもしれませんよ。 是非、チャレンジしてみてください。
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それでは、また!