Google+には、FacebookやTwitterには無い楽しみ方があります。 それは、ストリームに流れるGIFアニメで盛り上がることです!
どのSNSでもテキストやリンクは流れてくるのですが、GIFアニメが流れてくるのはGoogle+だけです。
Youtubeの動画リンクが流せるから同じでは?と思うかもしれませんが、これがまったく違うのです。
Youtubeの動画を張っていても、必ずクリックしないと再生されません。 実際には、よっぽど暇な時でないと、何分もある動画を観ることはありません。
その点、GIFアニメの場合、クリックしなくてもストリームを眺めているだけでアニメーションを楽しむことができます。
ほとんどのGIFアニメは4コマ漫画のように短く簡潔で、繰り返し再生されるようになっています。これは、流れが速いストリームに最適な見せ方だと思います。
そこで今回は、ストリームを盛り上げるために、GIFアニメの作り方をまとめてみました。
様々な形式からGIFアニメに変換してくれるウェブサービスやソフトがありますので、誰でも簡単に作れると思います。 是非、チャレンジしてみてください!
YoutubeからGIFアニメに変換するウェブサービス
gifsoupを使えば、Youtubeの動画をGIFアニメに変換することができます。(gifsoupのアカウント登録は必要です)
Youtubeの動画のURLを指定します。
GIFアニメにしたいフレームを時間で指定します。(無料版では15秒まで)
指定したフレームを切り取ってGIFアニメに変換されます。(もちろん音声は無くなります) ダウンロードできるGIFサイズはSmall(170x127)、Medium(320x240)から選べます。
変換結果は、このようになりました。
変換元のYoutubeの動画
変換したGIFアニメ
FlickrからGIFアニメを生成するウェブサービス
GICKRを使えば、Flickrの写真を集めてGIFアニメを生成することができます。
Flickrのタグやユーザー名で写真を検索します。
検索結果の写真からGIFアニメに含めるものをチェックし、サイズとスピードを選んでGIFアニメを生成します。
生成されたGIFアニメは、このようになりました。

動画をアップロードしてGIFアニメに変換するウェブサービス
Gifninjaを使えば、動画ファイルをアップロードしてGIFアニメに変換することができます。
動画ファイルを指定してアップロードします。アップロードできる動画ファイルは20Mbyteまでです。
GIFアニメのスピードとタイトルを指定して変換を開始します。(変換には時間がかかります)
変換結果は、このようになりました。
画像にアニメーション効果を加えてGIFアニメに変換するウェブサービス
LooGixを使えば、アップロードした画像ファイルにアニメーション効果を加えてGIFアニメに変換することができます。
アニメーション効果は8種類の中から選びます。 画像ファイルをアップロードして、出力サイズを指定するとGIFアニメに変換できます。
変換結果は、このようになりました。
文字タイピングのGIFアニメを生成するウェブサービス
Livetypingを使えば、入力した文字を一文字ずつ表示するGIFアニメを生成できます。
文字を入力して、フォント、サイズとスピードを指定します。 日本語はダメなのが残念ですが、ネタとしては使えそうですねw
変換結果は、このようになりました。
1枚の画像に動きをつけてGIFアニメを生成するソフト
Choreographerを使えば、1枚の画像から動きをつけたGIFアニメを生成することができます。
Choreographerはフリーソフトで、WindowsとMACで動作します。
画像ファイルと動きを指定してGIFアニメを生成します。 回転やバウンドなど3Dの動きを付けたGIFアニメを作成することができます。
生成されたGIFアニメは、このようになりました。
複数の画像ファイルを結合してGIFアニメを生成するソフト
Giamを使えば、画像ファイルを結合してGIFアニメを生成できます。
画像ファイルを追加していき、順番や1コマの秒数など細かな調整が行えます。
ウゴウゴルーガっぽいGIFアニメを生成するソフト
ウゴツールを使えば、「ウゴウゴルーガ」に出てきたような 文字の動きをGIFアニメとして生成できます。
ウゴツールは、Windows用のフリーソフトです。 このソフトは、素材は必要ありません。自分で描いた絵がウゴウゴしてくれますww
こんなGIFアニメが生成できました。
パラパラ漫画の手法で棒人間のGIFアニメを生成するソフト
STYKZを使えば、棒人間のGIFアニメが生成できます。
STYKZはフリーソフトで、WindowsとMACで動作します。
パラパラ漫画のように1コマずつフレームを追加して、棒人間の間接を移動させていきます。 もすごく簡単に面白い棒人間アニメができちゃいますよ。
生成したGIFアニメはこんな感じになります。

GIFアニメが作成できるiPhoneアプリ
iPhoneでもGIFアニメが作れるアプリがありますよ。
GIF SHOP
iPhoneのカメラで写真を連続して撮影するだけで簡単にGIFアニメが作成できます。
GIF SHOP - How-To from Something Savage on Vimeo.
Gemini - Multi-Shot Animator
連射した写真をトイカメラのような効果を加えてGIFアニメに変換できるiPhoneアプリです。
スゴイGIFアニメの世界
目を疑ってしまうぐらいスゴイGIFアニメです。どれもクリエイティビティあふれる作品ばかりです。
2Dなのに飛び出す! 3D環境ゼロでつくる3D写真のつくりかた
「サンデーフォトスタジオ」というソフトを使えば、1枚の写真からこんなGIFアニメが作れるそうです。ヌルヌル感がいいですね!
@nifty:デイリーポータルZ:プルプル立体猫写真
こちらは、微妙に角度の違う2枚の写真を撮影してGIFアニメにするとプルプル立体写真ができるそうです。モデルは猫がいいそうですよw
瞳孔が開くまでの時間。写真と映画のあいだにある作品の不思議 Cinemagraphs
一部分だけが動いているのに違和感がまったくありません。その場にいるかのような感覚になってしまいますね。
GIFアニメのリンク集
GIFアニメがたくさん紹介されているサイトを集めてみました。 息抜きにぴったりですよww
アニメーションGIFの停止方法
最後に、アニメーションGIFの停止方法を紹介しておきます。
アニメーションGIFは自動的に再生してくれてうれしい反面、多くなるとブラウザが重くなったり、画面がチカチカしすぎて見にくくなってしまいます。
そこで、アニメーションを強制的に停止する方法を覚えておきましょう。
Firefox、IEの場合は、[ESC]キーを押すとアニメーションGIFを停止できます。
Chromeの場合は、エクステンションをインストールしておく必要があります。
Stop animationsをインストールしておけば、Chromeでも[ESC]キーでアニメーションGIFが停止できるようになります。
まとめ
Google+のストリームには、いろんな面白いGIFアニメが流れています。
皆さんもオリジナルのGIFアニメ制作にチャレンジしてみてください。
今回、ご紹介したGIFアニメ作成ができるサービスとソフトです。
- gifsoup : YoutubeからGIFアニメに変換するウェブサービス
- GICKR : FlickrからGIFアニメを生成するウェブサービス
- Gifninja : 動画をアップロードしてGIFアニメに変換するウェブサービス
- LooGix : 画像にアニメーション効果を加えてGIFアニメに変換するウェブサービス
- Livetyping : 文字タイピングのGIFアニメを生成するウェブサービス
- Choreographer : 1枚の画像に動きをつけてGIFアニメを生成するソフト
- Giam : 複数の画像ファイルを結合してGIFアニメを生成するソフト
- ウゴツール : ウゴウゴルーガっぽいGIFアニメを生成するソフト
- STYKZ : パラパラ漫画の手法で棒人間のGIFアニメを生成するソフト
- GIF SHOP : iPhoneのカメラでGIFアニメが作成できるアプリ
- Gemini : トイカメラのような効果を加えてGIFアニメに変換できるiPhoneアプリ
それでは、また!
【追記】 Google+の裏技的な検索テクニックをまとめておきました。こちらもどうぞ! これはすごい!「Google+検索HACK」ソーシャル時代の口コミ検索術
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