ウェブアクセス分析を行っている「StatCounter」によると、2011年6月末時点でChromeのブラウザシェアが20%を超えたそうです。
Chromeのブラウザシェアは、1年前の2010年に比べて約2倍に増えています。 IEのシェアは大きく減少しており、Firefoxも若干下降気味のようです。
そこで、この調子でChromeがシェアを伸ばした場合、シェアトップになるのはいつか?予測してみました。
予測では、シェア2位のFirefoxを抜くのは、9ヵ月後の2012年4月 シェアトップのIEを抜くのは、17ヵ月後の2012年12月となりました。
予測どおりにいくかは分かりませんが、今後の鍵を握るのは、Web OSではないか思います。
ChromeOSが普及していくとブラウザは必然的にChromeになってしまうので、シェアを伸ばすにはWeb OSをブラウザベンダーが提供してユーザーを囲い込む方向になってくるのではないでしょうか。
今までは、ブラウザの安定性やパフォーマンスなどで差別化を行ってきましたが、ブラウザ間で大きな差はなくなりつつあります。
さらに、各ブラウザがHTML5に対応することで、HTML5に準拠したWebアプリケーションであればブラウザ依存はほとんどなくなります。
そうなってくると、ユーザーはわざわざブラウザを選んでインストールすることもなくなってくるかもしれませんね。
【追記】 最新のブラウザシェアをまとめてみたので、こちらも合わせてチェックしてみてください。 ChromeブラウザシェアがFirefoxを抜いて2位に!IEを抜いてシェアトップになるのは2012年5月中旬頃の予想
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