最近では、クラウド環境を使って簡単にサーバーを構築することができるようになったので、開発者もターミナルを使う機会が増えてきたと思います。
筆者は、Macユーザーなのでターミナルアプリケーションとして「iTerm2」を使っていますが、Windowsの時は「PuTTY」を使っています。
運用でもターミナルからSSHで接続して、設定ファイルを編集したりログをチェックしたりCPU負荷を確認することもよくあります。
こういったSSHクライアントは自分の開発環境にインストールして使っていると思います。
しかし、デモやプレゼンをする際など、自分の開発環境以外からSSHでサーバーに接続したい場合、ターミナルアプリケーションがインストールされていないことがあります。
そこで、今回ご紹介するのが、ChromeがSSHクライアントになるエクステンション「Secure Shell」です。
「Secure Shell」は、xterm互換の端末エミュレーションを提供しているChromeのエクステンションです。
ブラウザでエミュレーションしているので、通信内容が別のプロキシを通ったりして危険ではないかと思っていたのですが、その辺は大丈夫そうです。
「Secure Shell」では、外部のプロキシを利用せずにSSHサーバと直接接続するネイティブクライアントを利用する方式をとっているので、セキュリティ的にも安心です。
ネイティブクライアントの技術を使うとこんなこともできるんですね!
実際に筆者が運営しているサーバーにSSHで接続してみましたが、Chomeから問題なく接続できました。
普段は使わないと思いますが、
デモやプレゼンでブラウザからSSH接続したい時に使える!
エクステンションなので、覚えておいても損はないと思いますよw
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それでは、また!