最近では、ソーシャルネットワーク経由でいろんな情報が入手できるようになってきました。
しかし、まとまった情報になるとブログやまとめサイトの方が整理されているので、読みやすく理解もしやすいと思います。
ブログやニュースサイトは、RSSを配信しているので更新情報をRSSリーダーで簡単にチェックできますよね。ちなみに筆者は、Googleリーダーを使っています。
RSSリーダーを使えば、多くの更新情報から気になるものを素早くセレクトできるので便利なのですが、実際にそこでじっくり読むかというとそうではありません。
RSSによっては全文配信していないこともあり、長い記事の場合は実際にそのサイトを開いて読むことになります。
ここで問題となってくるのが、サイトによっては広告が多かったり、文字が小さかったり、全体的に記事が読みにくいレイアウトになっている場合です。 特に、ボリュームがある縦長のページだと、読むのに苦労してしまいます。
そこで今回ご紹介するのは、縦長のページを読みやすいレイアウトに変換し、効率よく読むための目次まで生成してくれる、サイトを速読するのに最適なリーダー「EasyReader」です。
速読では、効率よく読書するために最初に目次を見ておき、全体の流れを頭に入れてから読書していきます。 これと同じように、ブラウザで記事を読む場合でも、目次があると全体の構成がつかめるので、効率よく読むことができます。
EasyReaderがすごいのは、この目次を本文のタグ(H1やH2などの見出し)から自動的に生成し、どんなサイトでも同じレイアウトに統一してくれる部分です。
それでは、実際にEasyReaderの使い方を紹介していきたいと思います。 (例として、こちらの記事で試してみました。)
「EasyReader」は、Chromeのエクステンションとして提供されていますので、予めChromeにエクステンションをインストールしておきます。
ChromeのツールバーにあるEasyReaderのアイコンをクリックして、記事の本文となるエリアをマウスで選択します。
記事の本文だけが切り取られて読みやすいレイアウトに変換されます。
左側の「Table of Contents」にマウスオーバーすると、その記事の目次が表示されます。
もちろん目次をクリックして、その段落にジャンプすることができるので、気になる部分だけを読む時に便利です。
右側の境界部分をマウスでドラッグすれば、本文の領域を広げたり、狭めたりすることができます。
オプションで、本文のレイアウトを調整することもできます。 背景色やフォントの色、文字サイズ、行間などが設定できるので、読みやすい自分好みのレイアウトにカスタマイズできます。
これで、今まで読みにくかった長文の記事でも、電子書籍のような感覚で読むことができるようになったと思います。
電子書籍のようにマーカーや付箋を付けたい場合は、diigoのエクステンションが最適です。
diigoを使えば、EasyReaderで調整されたレイアウトに対しても、マーキングすることができるのでものすごく便利ですよ。
今回ご紹介したEasyReaderを使えば、速読のように効率よくブログやサイトを読むことができると思います。 是非、試してみてください。
今回ご紹介したChromeエクステンション
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